良いクルマの状態を保つための点検習慣を身に付ける

メンテナンス

ささいな気遣いでもクルマの点検などに気を配ることでいつまでも快適な状態を保つことが出来ます。

 

一般的に点検とは、日常点検、6ヶ月点検、

一年点検などの定期点検を考えると思います。

 

日常点検以外はディーラーなどの整備工場に持っていくのが普通なのではないでしょうか。

 

ですが、ここでいう点検とは自らが行う点検の事です。

この時点で少しテンションが少し下がった方もいるかもしれませんね。

 

ここで紹介する点検は非常に重要な部分ですが、とても簡単に行えるものばかりなのでお勧めです。

クルマを長持ちさせる一番キモの部分ではないでしょうか。

たったの30秒点検で愛車はゴキゲン!

クルマを状態良く保つためになにか特別な技術が必要というわけではありません。

常日頃からクルマに愛着を持って状態を観察して行くことがスタートです。

 

家族や友人にはなにかある時には細かい気配りが良い状態を保つために必要だということを伝えていますが、

少し時間が経つとついついいつものようにクルマの事を気にしないようになるようです。

 

ポイントはクルマに乗る時は周りを一周

まずクルマに乗る前に周りをぐるっと一周してクルマの状態を見ます。

このわずか数十秒費やすだけで大丈夫です。毎日朝一番に行うことが理想ですが、

あまり現実的ではないので、一週間に一度、一ヶ月に一度といったように定期的に行うようにしましょう。

 

そこでまずチェックするのがタイヤです。

タイヤというものは日頃走行しているとどうしても空気がぬけてしまいます。

ですので、4輪のタイヤが均一に空気が入っているか確認します。

あらためて見てみると前輪のタイヤの方が凹んで見えるものですが異常ではありません。

 

それはフロント部分にエンジンが搭載されていたり、

ミッションがあったりなどで重たくなっているためです。

 

このように目視で空気圧の異常が確認できたらガソリンスタンドなんかで空気圧を見てもらい補充してもらいましょう。

また、パンクの可能性なども確認してもらって下さい。

 

空気圧の悪いまま走行していると乗り心地が悪いのはもとより、

空気の減ったタイヤが偏ったちびになったりと、

最悪そのタイヤだけ交換しないといけなくなることもあります。
そして、空気圧低下により地面との設置面積が増し、

転がり抵抗で燃費低下になりますし、走行中のタイヤノイズもうるさくなります。

 

理想的な話をすると症状が現れる前に定期的な確認が望ましいです。

1ヶ月に1回くらいは給油をする時についでで空気圧もチェックする習慣があってもいいですね。

 

空気圧をチェックする時のポイントは出来るだけ近い所でチェックするとよいです。

理由は、季節にもよりますがある程度の距離を走った後ではタイヤの空気が暖まって、空気圧が上がってしまいます。
レースなどではしっかりした測定が必要なので冷却して測りますが、

一般で使用しているタイヤは許容範囲が広いので気持ち程度で大丈夫ですが、

真夏の暑い日に高速道路のスタンドで測る数値が高くなるというように、

タイヤが熱い状態がどどうなるかということを知識として知っておくとよいですね。

 

 

メーカー指定の空気圧にあわせる

空気圧のチェックは大体ポイントを押さえて出来るようになったと思います。

次はもう少し時間が取れる時はタイヤの溝を確認しましょう。

 

タイヤというものは走っているとだんだん摩耗して行きます。

また、ゴム製品であるため酸化によるひび割れなどもチェックしたいもの。

 

また、どこかが偏って摩耗している場合は空気圧の低下だけによるものではなく、

操舵系統などの不具合や運転方法の改善が必要な場合があります。

 

点検しているとたまに釘が刺さっていることがあります。

最近では少なくなったとは思いますが、もしそういうものを発見したら無理に抜こうとせず。

スペアタイヤに換えてそのままガソリンスタンドか整備工場に持っていってください。

 

タイヤの空気圧ですが、タイヤメーカー指定の適正空気圧が明示してあるのでそれを覚えておくようにします。

純正タイヤであればクルマのドアを開けた所にほとんどの場合ステッカーが貼られていますのでそれを確認します。

その空気圧は多すぎても少なすぎても駄目ですので出来るだけその数値に合わせるようにしましょう。

 

高速道路など高速走行メインにする場合や、燃費対策、グリップ感など

クルマのベストポイントを探して行くようなマニアックな方以外は適正値に合わせていたほうが無難ですね。

 

ボンネットを開けてチェックすると数十万円お得に!

免許をとりたての方や、クルマの事に無関心な方はボンネットを開けたこともないかもしれませんね。

ボンネットを開けること自体ちょっとめんどくいもので、少しハードルがあります。

 

ですが、このボンネットを開けてエンジンルームの点検も非常に大切になります。

高額修理に発展する故障はここの点検で未然に防ぐことが出来るからです。
走行中などにエンジンの異音やへんな振動、

異臭や煙などが出てエンジンズトップしてから初めて

エンジンルームを見ることでは時すでに遅しということです。

 

まずは、正常な状態を確認していないと異常な箇所に気付きにくいのであらかじめ状態のいい時を知っておきます。

正しい状態を知っていると、冷却水やエンジンオイル、ブレーキオイル、

オートマオイルなどの減りや漏れに気付けますし、ファンベルトの異常も気付きやすくなります。
一旦、トラブルが起きてしまうと一般人では工具もないので対処することが難しく、

プロの整備士に任せるしかありません。そうなる前に、

何か異常が起きる前での早期発見が高額修理を未然に防ぐキモです。

 

冷却水やエンジンオイル切れによるエンジントラブルの修理が走行中に起きた場合、

修理するクルマを整備工場までのレッカー費用、

場合によってはエンジンをクルマから外して下ろさないといけない事もありますし、

エンジンを交換しないといけなくなることもあります。

 

そうなってしまえば数十万円どころか、クルマ自体を買い替えないといけなくなることもあります。

ですので、ボンネットを開けて点検することで大きなお金を使わなくて済みます。

 

 

自分で洗車は3文の得!

ここまで読みすすめていただいた方なら点検の大切さをお分かり頂いてると思います。

その点検を効率良くする方法が洗車です。

 

ここでの洗車はガソリンスタンドの方におまかせするのではなく自分で洗うということです。

それは自分で洗車をするとイヤでもクルマの状態を見ないといけないから。

 

一昔前は、日曜日になると住宅地のあちらこちらでお父さんと一緒に

子供が一緒になって洗車しているのを見かけたもの、

あれはクルマを綺麗にしているのですが、同時にクルマの状態も分ってしまいます。

 

傾向として、自分で綺麗に洗車している人はクルマの状態がとても良く、

一度気に入って乗り始めると一台の車を長い年月大切にされています。

 

では、なぜ洗車がクルマの状態を保つことに繋がるのでしょうか?

それは、簡単に水洗いしたとしてもそのままにしておくと水アカがついてしまいますので拭き取ります。

 

その時にボンネットに入り込んだ水をついでに拭き取ったり、

タイヤもホイールを含めブラシなどで磨きますよね。その時に自然と大切な部分に目がいくわけです。

 

クルマを長持ちさせて快適に過ごす極み技

ドライブで出かけた先など一番目につくのがボディーです。

そしてそこにツヤが無ければ印象が全く違ってきますよね。

また、車の買い替えなどで愛車を手放す時に見た目の評価は非常に大切です。

 

ここではボディを綺麗に保つコツを紹介します。

 

出来るだけ洗車機を使わずに手で洗う、

手で洗うならボディに傷がつきにくいスポンジで円を描くように・・・

というような情報は巷に出回っていますよね。

 

ここでの大切なポイントは洗った後の吹き上げです。

ボディのツヤにとっては水分はよくありません。

洗車したらとにかく水分を拭きとっとあげてください。

 

また、エンジンルームはゴム類を痛める場合があるので洗剤などは使用せず、

出来るだけかわいた布で汚れをふき取るぐらいに。

 

水をたくさん掛け過ぎてもバッテリーを始め、

電子関係がありますので気をつけましょう。

 

カーライフの基本であり快適な愛車の管理を行うために大切な部分が、

自分で洗車や掃除をするということですね。

 

一度キレイにするとそれが汚れると気になるもので、

また気持ちいい状態に戻したいと思うもの。

 

これこそが、一番大切なことだと思います。

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