📋 この記事でわかること
- クロストレックの全グレードがe-BOXER(ストロングハイブリッド)に統一されたこと
- 価格・燃費性能・新色などの改良内容
- ストロングハイブリッドとマイルドハイブリッドの技術的な違い
- 装備面の変更点(ハーマンカードン・ナビゲーション機能)
- 販売計画
全グレードをストロングハイブリッド化
SUBARUは2026年9月17日、クロストレックの改良モデルを発表しました。今回の改良では、ラインアップが見直され、全グレードがe-BOXER(ストロングハイブリッド)搭載モデルに統一されています。同日には姉妹車種にあたる「インプレッサ」の改良モデルも発表されており、SUBARUの主力コンパクトSUV・セダンで足並みをそろえた形です。
価格とグレード構成
改良後のグレードは「Premium S:HEV」(383万3500円)と、上位の「Premium S:HEV EX」(405万3500円、いずれも消費税10%込)の2グレードです。駆動方式はAWD、変速機はCVT、エンジンは水平対向4気筒2.5L DOHC直噴にモーターを組み合わせたe-BOXER(ストロングハイブリッド)です。
燃費性能とエクステリアの変更点
エンジン制御の最適化などにより、WLTCモードで19.5km/Lの燃費性能を発揮するとしています。外観面では、ルーフレールの色がダークグレーからブラックに変更されたほか、リヤのe-BOXERオーナメントのデザインも一新。新色「イグニッションレッド」が追加され、ボディカラーは全8色展開となりました(一部カラーはメーカーオプションで追加費用が発生)。
ストロングハイブリッドとマイルドハイブリッドの違い
クロストレックのe-BOXER(ストロングハイブリッド)は、従来のマイルドハイブリッド版e-BOXERとは駆動用モーターの規模がまったく異なります。マイルドハイブリッド版の駆動用モーターは最高出力10kW(13.6PS)・最大トルク65N・mだったのに対し、ストロングハイブリッド版は最高出力88kW(119.6PS)・最大トルク270N・mと大幅に強化されています。マイルドハイブリッドが「エンジンがメイン、モーターはアシスト」という位置づけだったのに対し、ストロングハイブリッドは「モーターがメイン、モーターが苦手な領域をエンジンがカバー」する方式で、発電用モーターと駆動用モーターを備えたシリーズ・パラレル方式を採用しています。この方式は動力分割機構を備える点でトヨタのハイブリッドシステムと同種の構造です。なお、SUBARUはこのシステムにAWD機構を内蔵させており、プロペラシャフトで機械的に後輪へ駆動力を配分する伝統的な機械式AWDの構成を踏襲しています。
装備面の充実—ハーマンカードンとナビゲーション機能
上位グレード「Premium S:HEV EX」のメーカー装着オプションに、ハーマンカードン製サウンドシステムが新たに設定されました。また「Premium S:HEV」のメーカー装着オプションにナビゲーション機能が新設定され、上位グレードの「Premium S:HEV EX」では標準装備となっています。移動時の快適性・上質感を高める狙いです。
販売計画は月500台
SUBARUが公表している販売計画は月500台です。クロストレックは、コンパクトなボディに本格的なSUV性能とラギッドかつスポーティなデザインを兼ね備えたクロスオーバーSUVとして、都市部からアウトドアシーンまで幅広い用途を想定したモデルです。
まとめ
クロストレックは今回の改良で全グレードがストロングハイブリッドに統一され、燃費性能も向上しました。同日発表されたインプレッサの改良とあわせ、SUBARUが主力モデルのハイブリッド化・装備拡充を着実に進めている動きがうかがえます。
アイキャッチ画像は海外仕様のクロストレック(GU型)です(今回発表された改良モデルの写真ではありません)。「Subaru Crosstrek (GU) 1X7A2484」by Alexander-93(Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0)


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