自動車保険を使っても等級が下がらない「ノーカウント事故」という区分があることをご存知でしょうか。等級制度を理解するうえで役立つ知識を解説します。
📋 この記事でわかること
- ノーカウント事故の基本的な考え方
- 対象となる代表的な補償
- 1等級ダウン・3等級ダウン事故との違い
- 保険を使う際の判断のヒント
ノーカウント事故とは
自動車保険を使った事故は、通常「1等級ダウン事故」または「3等級ダウン事故」に分類され、翌年の等級が下がります。しかし一部の補償については、保険金を受け取っても等級に影響しない「ノーカウント事故」として扱われます。
ノーカウント事故の対象になりやすい補償
代表的な例として、人身傷害保険、搭乗者傷害保険、無保険車傷害特約、弁護士費用特約、ファミリーバイク特約(対人・対物部分)などの利用は、一般的にノーカウント事故として扱われることが多いとされています。これらは主に「自分や同乗者がケガをした場合の補償」「相手に責任がある事故での費用サポート」といった性質のものが中心です。ただし対象範囲は保険会社や契約内容によって異なるため、実際に保険を使う際は担当者に確認するのが確実です。
車両保険は基本的にカウント事故になる
一方、車両保険を使って自分の車を修理した場合は、多くのケースで1等級ダウンまたは3等級ダウン事故としてカウントされ、翌年の等級・保険料に影響します。ノーカウント事故とカウント事故の違いを理解しておくことで、保険を使うべきかどうかの判断がしやすくなります。
保険を使うかどうか迷ったら確認する
事故が起きた際、この事故で保険を使うと等級にどう影響するのか不安な場合は、保険会社や代理店に問い合わせて確認するのが確実です。ノーカウント事故に該当する補償であれば、翌年の保険料への影響を心配せずに利用できます。
等級の仕組みと合わせて理解しておく
ノーカウント事故の知識は、車両保険を使うべきかどうかを判断する際の材料にもなります。人身傷害保険など、ノーカウントで使える補償はためらわず活用し、車両保険のように等級に影響する補償は、修理費用と翌年以降の保険料増加分を天秤にかけて判断する、というメリハリのある使い方がポイントです。
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まとめ
ノーカウント事故は、人身傷害保険や弁護士費用特約など一部の補償利用時に適用される、等級に影響しない区分です。仕組みを理解しておくことで、保険を使うべきかどうかの判断に役立てられます。
アイキャッチ画像: 「Steering Wheel – 2014 Scion tC」by Michael Sheehan(Wikimedia Commons, CC BY 2.0)
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