ハンドルを持つ手の位置の違いで車が壊れることがある?

ハンドル操作

ここでは愛車を長持ちさせる為にはささいなことの積み重ねが

大切ということの一つを紹介します。

 

「ハンドル操作だけで車が壊れるだなんてまさか!」とお考えの方も

いると思いますが、故障の原因になりえるのです。

 

では、どういった所が故障の原因になるかということを調べていきます。

 

ハンドル(ステアリングとも言います)操作は

10人10色というくらいの癖が出やすい所です。

 

まずは持ち方、初めの時は教習所で「10時と2時の位置をもつように」

なんて教わったのではないでしょうか。

 

ですが、20歳前後くらいで免許を取って以来、

慣れてくるとそれぞれが個性的な持ち方になってきます。

 

ちなみにハンドルの持ち方で分る性格診断みたいなのもあるみたいです。

「ハンドルの握り方「10タイプ」で性格診断。片手派は・・・」

 

ほとんどの車ではパワーステアリングと言われる運転者の操舵を

補助する機構が装着されていますので、

女性の方でも片手で簡単にハンドルを切ることが可能です。

 

ですが、片手でハンドルを握ると少し滑るだけでハンドル操作を誤り、

危険になるということから必要以上に強く握ってしまいますので、

ここでクルマにダメージを与えるのです。

 

本来このパワーステアリングは人の力を増大させる役目を持っているものなので、

少しの力でもタイヤを左右に動かすのに、

必要以上の力でハンドルを切るとその力が増大されて

タイヤまでの機関に伝わり負荷がかかってしまうのです。

 

今ではほとんど聞くことが少なくなっていますが「すえぎりをしてはいけない」と言って、

クルマが止まった状態でハンドルを切るということ。

私の父親世代によく言われていたことを思い出します。

 

走行中にハンドルを切ることは操舵系にさほど負荷はかかりません。

しかし、止まっている状態では想像以上に負荷がかかっています。

 

油圧を使ったパワステですと止まっている状態でハンドルを切るとエンジンの回転数上がり、

エンジンにも負担になりますし、

電動式の場合はエンジンには負担がかからないにしろ、

操舵機関にかかる負担は同じですね。

 

この、操舵関係も壊れてしまうと非常に高額になる場合があります。

 

ちなみに左右どちらかにハンドルを切り続けていたら、

もうこれ以上回せない状態で止まるまでいきます。

 

その状態で走行したり、それ以上回そうとすることは

非常に負荷がかかることになるので止めた方が賢明です。

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