「9月は車が安く買える」という話を耳にしたことがある方は多いと思いますが、その理由を正しく理解している方は意外と少ないかもしれません。中間決算の仕組みから、値引きが動きやすくなる背景を解説します。
📋 この記事でわかること
- 日本の主要自動車メーカーは4月始まり・3月末決算
- 販売店には半期ごとの目標が設定される
- 「必ず安くなる」わけではない点に注意
- 本決算(3月)との違い
- まとめ
日本の主要自動車メーカーは4月始まり・3月末決算
トヨタ、ホンダ、日産、スズキ、ダイハツ、マツダ、スバル、三菱など、日本の主要自動車メーカーの多くは4月から翌年3月までを一つの会計年度としています。この1年の折り返し地点にあたる9月末は「中間決算(上半期決算)」の締め日にあたります。
販売店には半期ごとの目標が設定される
メーカー・販売会社は、年間の販売計画をさらに半期ごとの目標に分けて管理していることが一般的です。上半期の実績が目標に届いていない販売店ほど、9月末までに販売を伸ばしたいという動機が強くなり、これが値引きや各種サービスの面で柔軟な対応につながりやすいと考えられています。
「必ず安くなる」わけではない点に注意
中間決算期は交渉が有利に働きやすい時期ではありますが、すべての車種・すべての販売店で一律に大きな値引きが出るわけではありません。人気車種や納期が逼迫している車種は、決算期であっても値引きが渋いことがあります。
本決算(3月)との違い
一般的に、年度の最終着地となる3月の本決算の方が、9月の中間決算よりも販売店の力の入れ方が大きいといわれることもあります。ただし9月も上半期の重要な区切りであることに変わりはなく、購入・商談のタイミングとして意識する価値は十分にあります。
まとめ
9月に値引きが動きやすいとされる背景には、主要メーカー共通の「4月〜3月」という会計年度と、それに紐づく販売店の半期目標があります。仕組みを理解したうえで、車種ごとの状況を見極めながら交渉に臨みましょう。
出典: 各社決算月・中間決算に関する一般報道をもとに整理
アイキャッチ画像: Business man and woman handshake in work office.jpg by perzon seo, CC BY 2.0, via Wikimedia Commons
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