マツダ スクラムワゴン完全ガイド【2026年10月版】|価格・グレード・燃費・安全装備・2026年5月改良

マツダの軽ワンボックス「スクラムワゴン」は、スズキ「エブリイワゴン」のOEM(相手先ブランドによる生産)車です(マツダ公式の主要諸元表に製造事業者としてスズキ株式会社と記載)。マツダ公式ニュースリリースによると、2026年5月28日に商品改良を行い、フロントデザインの刷新、デジタルメーターディスプレイと新デザインのステアリングの採用、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」の全車標準装備、ACC(アダプティブクルーズコントロール)とステアリングヒーターの新採用などが行われました。この記事では、マツダ公式サイトの製品ページ・主要諸元表とニュースリリースで確認できた内容だけを使い、グレードと価格、グレード間の違い、WLTC燃費、安全装備、沿革、税金の見方までをまとめます(2026/10/07確認)。

📌 この記事について
2026/10/07時点のメーカー公式情報をもとに、全面的に作り直しました。以前の版は「2024年モデル」として書かれており、公式情報で確認できない記述(利用者の感想・実燃費・維持費や下取り額の具体額など)を含んでいたため、公式で裏付けの取れた内容だけを載せています。スクラムワゴンはスズキ エブリイワゴンのOEM車のため、仕様の多くは共通です。価格や装備は変更されることがあるため、購入前に必ず最新の公式情報と販売店の見積りで確認してください。

スクラムワゴンのグレードと価格

マツダ公式のグレード・価格ページの価格表示(2026/10/07確認)と、2026年5月28日のニュースリリースに載っているメーカー希望小売価格(消費税込み)です。リリースでは「スクラムワゴン 2,048,200円〜2,275,900円」と記載されており、この表の最安値・最高値と一致しています。

グレード エンジン・変速機・駆動方式 価格(税込)
PZ 660cc DOHCターボ(R06A)・CVT・2WD(FR) 2,048,200円
PZ 660cc DOHCターボ・CVT・電子制御式パートタイム4WD 2,202,200円
PZ-S 660cc DOHCターボ・CVT・2WD(FR) 2,121,900円
PZ-S 660cc DOHCターボ・CVT・電子制御式パートタイム4WD 2,275,900円

※価格にはリサイクル料金、保険料、税金(消費税を除く)、登録などに伴う諸費用、販売会社でセットする付属品の費用は含まれません。ボディカラーの追加費用の有無は、今回の調査では確認できていません。販売価格は販売会社が独自に定めます。

グレード間の価格差(公式価格から当サイトが計算)

比較 価格差(税込) 主な違い(公式の主要装備表から)
PZ → PZ-S(2WD・4WD共通) +73,700円 運転席側の電動スライドドア、電動オートステップ(後席左側)など
2WD → 4WD(PZ・PZ-S共通) +154,000円 電子制御式パートタイム4WD、ヒーテッドドアミラー(4WDのみ装備)

グレード間の違いと2026年5月の商品改良

マツダ公式の主要諸元表・装備表PDF(2026年5月現在)の主要装備表と、2026年5月のニュースリリースから整理しました。

項目 PZ PZ-S
スライドドア 助手席側(後席):ワンアクション電動スライドドア(予約ロック・一時停止機能・挟み込み防止機構付)は全車標準 運転席側(後席)のワンアクション電動スライドドアはPZ-Sのみ標準(PZは「―」)
電動オートステップ(後席左側) PZは「―」 PZ-Sは標準
ヒーテッドドアミラー 2WDは「―」、4WDは標準 2WDは「―」、4WDは標準

全グレード共通の主な標準装備(公式の主要装備表)

  • 外観・視界:LEDヘッドランプ、LEDフロントフォグランプ、オートライトシステム、エアロバンパー(前後)、ルーフエンドスポイラー、IRカットガラス、スーパーUVカットガラス(フロントドア)、ダークティンテッドガラス(リア)、オート格納ドアミラー
  • 室内:マルチインフォメーションディスプレイ(MID:TFTカラー)、本革巻きステアリング、ステアリングヒーター、ステアリングオーディオリモートコントロールスイッチ、本革巻きシフトノブ、アクセサリーソケット(インパネ・ラゲッジ)
  • 使い勝手:スライドドアイージークロージャー(後席両側)、リアシートアラート

2026年5月の商品改良の主な内容(マツダ公式ニュースリリース)

  • デザイン:ワゴンは立体的なグリル形状とバンと同様のバンパー形状を採用。全車で内装色をブラックに変更し、デジタルメーターディスプレイと新デザインのステアリングを採用
  • 先進安全:「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」を全車に標準装備。フロントパーキングセンサーを設定し、低速前進時ブレーキサポートを新設定。発進お知らせ機能に信号切り替わり時を追加
  • 快適装備:ワゴンにアダプティブクルーズコントロール(ACC)とステアリングヒーターを新たに採用
  • グレード体系:バンに新グレード「BUSTER TURBO」を設定する一方、「PA-S」と「PC(5MT車)」は廃止(いずれもスクラムバンの記載)

諸元とWLTC燃費

マツダ公式の主要諸元表(2026年5月現在)にもとづく主要諸元です。

項目 内容
型式 マツダ・3BA-DG18W
全長×全幅×全高 3,395mm × 1,475mm × 1,910mm(ハイルーフ・軽自動車規格)
ホイールベース/乗車定員 2,430mm/4名
室内寸法(スズキの社内測定値) 長さ2,240mm × 幅1,355mm × 高さ1,420mm
最低地上高/最小回転半径 150mm/4.5m
車両重量 PZ:2WD 980kg/4WD 1,030kg、PZ-S:2WD 1,000kg/4WD 1,050kg
エンジン R06A型 水冷直列3気筒DOHC12バルブVVT・インタークーラーターボ 658cc:最高出力47kW〈64PS〉/6,000rpm、最大トルク95N·m〈9.7kgf·m〉/3,000rpm
トランスミッション/燃料 自動無段変速機(CVT)/無鉛レギュラーガソリン・タンク容量37L

WLTCモード燃費(国土交通省審査値)

グレード 総合(km/L) 市街地 郊外 高速道路 満タンの理論上の距離(計算)
PZ・PZ-S(公式の諸元表では1つの値を表記) 15.1 13.0 16.1 15.5 約560km

※燃費は公式の主要諸元表の値です。右端は「燃料タンク容量37L × WLTC総合燃費」を当サイトが計算し、10km単位に丸めた参考値で、実際に走れる距離を示すものではありません。燃料消費率は定められた試験条件での値で、気象・渋滞・運転方法で変わります。この記事では実燃費は載せていません。

安全装備

マツダ公式の主要装備表(2026年5月現在)で、全グレードに標準の主な安全装備です。リリースによると、全車が「サポカーSワイド」と、国土交通省の「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当します。

  • デュアルセンサーブレーキサポートⅡ(単眼カメラとミリ波レーダーの組み合わせ。検知対象に四輪車・歩行者に加えて自動二輪車・自転車を追加し、交差点内での出会い頭や右左折時の対向のシーンにも対応と公式リリースに記載)
  • 誤発進抑制機能(前進時・後退時)、低速時ブレーキサポート(前進時・後退時)、パーキングセンサー(フロント・リア)
  • アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能付)、車線逸脱警報機能、車線逸脱抑制機能、ふらつき警報機能、発進お知らせ機能(先行車・信号切り替わり)、ハイビームアシスト機能、標識認識機能
  • 車両安全:SRSエアバッグ(運転席・助手席)、4輪アンチロック・ブレーキ(4W-ABS)、EBD、ブレーキアシスト、DSC&TCS、ヒルホールドコントロール、i-Size/ISOFIX対応チャイルドシート固定アンカレッジ、リアシートアラート

運転支援機能はドライバーの運転を補助するもので、あらゆる状況で事故を防げるものではありません。日本のJNCAP(自動車アセスメント)によるスクラムワゴンの評価は、今回の調査では公式の製品ページで確認できなかったため載せていません。

スクラムワゴンの沿革(マツダ公式ニュースリリース)

マツダ公式のニュースリリースで確認できた主な動きです(2026/10/07確認)。

年月日 内容(要約) 出典
2015年3月5日 「スクラムワゴン」「スクラムバン」をフルモデルチェンジして発売。ワゴンは全車にR06A型ターボエンジンを搭載(当時のミッションは4AT)、衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全技術を採用。 公式リリース
2021年9月16日 一部商品改良。ワゴンは停車時アイドリングストップシステムを全機種に標準装備、USB電源ソケット(2個)を全機種に追加、2WD車に運転席シートヒーターを追加。 公式リリース
2022年4月14日 一部商品改良。ワゴンはリアルームランプのLED化、オーバーヘッドシェルフの採用、「PZターボスペシャル」への本革巻きステアリング追加など。 公式リリース
2026年5月28日 商品改良。フロントデザイン刷新、デジタルメーターディスプレイ、デュアルセンサーブレーキサポートⅡを全車標準、ACC・ステアリングヒーターを新採用。ワゴンのグレードはPZ・PZ-S(価格帯2,048,200円〜2,275,900円)。 公式リリース

※2026年5月28日以降の価格改定や仕様変更に関する公式リリースは、今回の調査では確認できませんでした。公式の価格表示は、5月のニュースリリースの価格帯と一致しています。

税金・諸費用で公式に確認できること

維持費の総額は、保険料・走行距離・地域などで大きく変わるため、この記事では具体的な年間維持費は載せません。公的な情報で確認できる範囲は次のとおりです。

項目 内容 出典
軽自動車税(種別割) 四輪の乗用・自家用で、平成27年(2015年)4月1日以後に最初の新規検査を受けた車の標準税率は年額10,800円。最初の新規検査から13年を経過した車は重課(年額12,900円)になる。 総務省
環境性能割 自動車税・軽自動車税の環境性能割は令和8年(2026年)3月31日をもって廃止(国土交通省の令和8年度税制改正概要)。 国土交通省
自動車重量税・リサイクル料金・諸費用 車両重量・登録時期・グレードで変わるため、具体額はこの記事では載せません。見積書で確認してください。 —

軽自動車税は毎年4月1日時点の所有者に課税される市町村税です。普通車の自動車税の税額表は自動車税の税額表、車検費用の全体像は車検費用の記事で整理しています。

グレード選びの目安と購入前チェック

グレード選びの目安(当サイトの整理)

  • PZ:価格を抑えたい人向け(2WD 2,048,200円)。助手席側の後席のみ電動スライドドア。
  • PZ-S:PZから+73,700円で、運転席側にも電動スライドドアがあり、電動オートステップ(後席左側)も付く。乗り降りの回数が多い家族向け。
  • 2WDか4WDか:4WDは+154,000円。公式の諸元表の燃費表記は同じ値だが、車両重量は50kg重い。雪道や悪路の使用頻度で選ぶ。
  • 同じ車のスズキ版との違い:スクラムワゴンはスズキ エブリイワゴンのOEM車で、エブリイワゴンの現行情報は当サイトの別記事で整理している場合がある(下の関連記事)。販売店・保証・サービス窓口はマツダの店舗になる。

購入前のチェックリスト

  • 見積りでは、ボディカラーの追加費用、ナビ・ドライブレコーダー等の販売会社オプションの有無を確認する。
  • 全高は1,910mmのハイルーフ。立体駐車場に入れる場合は高さ制限を事前に確認する。
  • 納期は車種・時期で変わるため、販売店で確認する。
  • 下取り車がある場合は、複数の査定を取って比較する(車売却の基本)。

購入・売却の基本はスクラムワゴン購入・売却ガイドにまとめています。同じ車のスズキ版はエブリイワゴン購入・売却ガイド・エブリイワゴン値引き記事を参照してください。値引き額や相場は店舗・時期で大きく変わるため、この記事では金額を示しません。

よくある質問

Q. スクラムワゴンの価格はいくらですか?

マツダ公式の2026年5月28日のニュースリリースでは、価格帯は2,048,200円〜2,275,900円(消費税込み)です。公式サイトの表示では、PZが2,048,200円(2WD)・2,202,200円(4WD)、PZ-Sが2,121,900円(2WD)・2,275,900円(4WD)です。

Q. 「2024年モデル」のスクラムワゴンは今も買えますか?

スクラムワゴンは2015年3月にフルモデルチェンジした世代が続いており、2026年5月28日に商品改良を受けています。現在の公式価格・装備は、この記事の内容が最新です。2024年当時のグレード名(PZ TURBOなど)や4ATではなく、現在はPZ・PZ-SのCVT車です。

Q. エブリイワゴンと同じ車ですか?

マツダ公式の主要諸元表に製造事業者がスズキ株式会社と記載されており、スクラムワゴンはスズキ エブリイワゴンのOEM車です。外観や装備の個別の違いは、今回の調査では公式の資料で確認していません。

Q. ACCは付いていますか?

2026年5月の商品改良で、ワゴンにアダプティブクルーズコントロール(ACC、全車速追従機能付)が新たに採用され、公式の主要装備表では全グレード標準です。

Q. 環境性能割はかかりますか?

国土交通省の令和8年度税制改正概要によると、自動車税・軽自動車税の環境性能割は2026年3月31日で廃止されています。軽自動車税(毎年の種別割)や自動車重量税は引き続きかかります。

Q. 自分の車がリコールの対象か調べるには?

車台番号を用意して、マツダ公式サイトのリコール情報で確認できます。国土交通省の「自動車のリコール・不具合情報」でも検索できます。

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出典と確認状況

この記事は、以下のメーカー公式サイト・公式プレスリリース等の記載(2026/10/07確認)にもとづいています。価格・グレード・装備は変更されることがあります。購入前に、最新情報を公式サイトと販売店でご確認ください。

この記事で確認できなかった点:2026年5月28日以降の価格改定・仕様変更の有無、ボディカラーの追加費用、4WDのWLTC燃費(公式の諸元表には1つの値のみ表記)、エブリイワゴンとの個別の違い、JNCAPの評価、自動車重量税の具体額、実燃費、年間維持費、下取り相場、競合車との価格比較。これらは公式情報で裏付けが取れていないため、本文には載せていません。

アイキャッチ画像: Mazda Scrum 5th gen by MikaPr65, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

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