日産 キックス 完全ガイド【2026年10月版】|2代目の価格・グレード・燃費・安全装備を公式情報で整理

日産「キックス」は、コンパクトSUVです。日産公式サイトとニュースリリースによると、2026年6月18日に2代目となる新型「キックス」が発売されました。第3世代の「e‑POWER」(1.4L発電専用エンジン+モーター)と、モデル初搭載の電動駆動4輪制御技術「e‑4ORCE」を採用しています。公式サイトのグレード一覧(2026/10/07確認)に載っているのは、2WDの「X シンプルパッケージ」「X」「X+」「G」と、4WD(e‑4ORCE)の同4グレードで、メーカー希望小売価格(消費税込み)は2,999,700円〜4,248,200円です。この記事では、日産公式サイトとニュースルームで確認できた内容だけを使い、価格、グレード別の装備差、燃費(WLTC)、安全装備、沿革、税金の見方までを整理します。

📌 この記事について
2026/10/07時点のメーカー公式情報をもとに、現行世代の内容で全面的に作り直しました。以前の版は旧世代(2024年モデル)の情報と、公式情報で確認できない記述(利用者の感想・実燃費・維持費や下取り額の具体額など)を含んでいたため、公式で裏付けの取れた内容だけを載せています。以前の版が扱っていた初代キックス(1.2L e‑POWER、2020年発売)は、現在の公式グレード一覧には載っていません。価格や装備は変更されることがあるため、購入前に必ず最新の公式情報と販売店の見積りで確認してください。

現行(2代目)キックスのグレードと価格

日産公式のグレード一覧(2026/10/07確認)と、2026年6月17日付の新型キックスの公式リリースに載っているメーカー希望小売価格(消費税込み)、WLTCモード燃費(国土交通省審査値)です。価格には特別塗装色代・オプション・保険料・税金・登録料などの諸費用・リサイクル料金は含まれません。

2WD グレード 価格(税込) WLTC(km/L) 4WD グレード 価格(税込) WLTC(km/L)
X シンプルパッケージ 2,999,700円 25.7 X e-4ORCE シンプルパッケージ 3,349,500円 21.5
X 3,259,300円 25.7 X e-4ORCE 3,599,200円 21.5
X+ 3,549,700円 25.7 X+ e-4ORCE 3,899,500円 21.5
G 3,898,400円 23.4 G e-4ORCE 4,248,200円 20.1

※2WDは前輪駆動、4WDは電動4輪駆動(e‑4ORCE)です。X シンプルパッケージとX e‑4ORCE シンプルパッケージはオーディオレス仕様のみと公式サイトに記載があります。同じグレードの2WDと4WDの価格差は、シンプルパッケージで349,800円、Xで339,900円、X+で349,800円、Gで349,800円(公式価格から当サイトが計算)。公式サイトの価格は発売時のリリースの価格と同じです。

カスタムカー「ROCK CREEK」

日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)が手がけるカスタムカー「ROCK CREEK」が、公式サイトに掲載されています。公式のグレード一覧データでは、2WDが3,485,900円、4WD(e‑4ORCE)が3,880,800円、「Utility Spec」が2WD 3,996,300円・4WD 4,309,800円と表示されています(2026/10/07確認)。詳しい仕様は公式のROCK CREEKのページを確認してください。この記事の本題である標準ラインアップとは別の仕様のため、以降の表には含めていません。

グレード別の主な装備差

公式の主要装備一覧(PDF)(2026年6月版)の読み取りです。標準装備・メーカーオプションの区分は表の色分けにもとづきます。すべてのグレードの全装備ではなく、グレードで差が出る主なものです。

区分 X シンプルパッケージ X X+ G
外装・ホイール 17インチアルミホイール(215/60R17)。マットブラックのバンパー・フェンダー・サイドシルモール(スニーカーソールパターン付) 同左 同左 19インチアルミホイール(225/45R19)。グロスのバンパー・フェンダー・サイドシルモール、ルーフレール、パノラミックガラスルーフ
ヘッドランプ LEDヘッドランプ(マニュアルレベライザー付) 同左 同左 アダプティブLEDヘッドライトシステム(オートレベライザー付)、LEDアクセントランプ、LEDデイタイムランニングランプ
バックドア — リモコンオートバックドア・オートクロージャーはメーカーオプション 標準 標準
シート・内装 シート地:織物/トリコット 同左 合皮(グレードで異なる内装色・フィニッシャー) 合皮。運転席パワーシート(スライド・リクライニング・リフター)、ワイヤレス充電器、オーバーヘッドコンソール(サングラスホルダー付)
オーディオ・ナビ オーディオレス+4スピーカー(オーディオレス仕様のみ) NissanConnectインフォテインメントシステム[シンプル]などはメーカーオプション(セットで設定) NissanConnectインフォテインメントシステム[シンプル](12.3インチ、6スピーカー)を標準装備。Google搭載版はメーカーオプション設定あり NissanConnectインフォテインメントシステム[シンプル]を標準装備。Google搭載版やBOSEパーソナルプラスサウンドシステム(10スピーカー)はメーカーオプション設定あり
安全の追加装備(グレード差のあるもの) 設定なし(公式の一覧表に設定の記載なし) インテリジェント アラウンドビューモニター(3Dビュー機能付)、インテリジェント BSI&BSW、RCTAはメーカーオプション(セット設定) 同左 インテリジェント アラウンドビューモニター(3Dビュー機能付)、インテリジェント BSI&BSW、RCTAを標準装備

※上の表は2WDの読み取りです。4WD(e‑4ORCE)の各グレードも、同じ区分で装備が設定されています(一部の装備は、標準かメーカーオプションかの区分が2WDと異なります)。表の内容は読み取りで、見積り前に必ず公式の主要装備一覧と販売店の見積書で確認してください。ドライブモードは、2WDがSTANDARD・SPORT・ECOの3モード、4WDはSTANDARD・SPORT・ECO・SNOWの4モードと、公式の注記にあります。

グレード共通の主な標準装備(公式の主要装備一覧)

  • アドバンスドドライブアシストディスプレイ(12.3インチカラーディスプレイ)、電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールド、ドライブモードセレクター、テーラーフィット巻ステアリング、プッシュパワースターター
  • オートエアコン、後席用吹き出し口、USB電源ポート(Type-C 4個)、電源ソケット、リヤセンターアームレスト、後席可倒式シート(6:4分割)
  • タイヤ応急修理キット(スペアタイヤレス)、リヤスポイラー、シャークフィンアンテナ

パワートレインと燃費(WLTC)

公式の主要装備・主要諸元表(PDF)(2026年6月版)にもとづく主要諸元です。

項目 内容
車名型式 2WD:6AA-P16/4WD:6AA-SNP16
全長×全幅×全高/ホイールベース 4,365mm × 1,800mm × 1,615mm(4WDは1,610mm)/2,655mm
車両重量 2WD:X シンプルパッケージ・X 1,430kg/X+ 1,450kg/G 1,480kg、4WD:X系 1,550kg/G 1,590kg
乗車定員/最小回転半径/最低地上高 5名/5.3m/170mm
発電用エンジン HR14DDe 直列3気筒DOHC、総排気量1.433L、圧縮比13.0。最高出力72kW(98PS)/6,000rpm、最大トルク115N·m(11.7kgf·m)/6,000rpm。無鉛レギュラーガソリン、燃料タンク45L
フロントモーター(YM52) 交流同期電動機。最高出力105kW(143PS)、最大トルク315N·m(32kgf·m)。リチウムイオン電池
リヤモーター(4WD車・MM48) 交流同期電動機。最高出力50kW(68PS)、最大トルク140N·m(14.3kgf·m)
サスペンション/ブレーキ 前:ストラット式、後:トーションビーム式/前:ベンチレーテッドディスク、後:ディスク
タイヤ X系・X+:215/60R17 96H、G:225/45R19 92W

WLTCモード燃費(国土交通省審査値)

グレード 総合(km/L) 市街地 郊外 高速道路 満タンの理論上の距離(計算)
X シンプルパッケージ・X・X+(2WD) 25.7 26.4 28.7 23.8 約1,160km
G(2WD) 23.4 24.2 25.0 22.2 約1,050km
X シンプルパッケージ・X・X+(4WD e-4ORCE) 21.5 21.2 22.9 20.8 約970km
G e-4ORCE 20.1 20.4 21.0 19.4 約900km

※燃費は公式の主要諸元表の値です。X・X+(2WD)にメーカーオプションを組み合わせた場合は、WLTCモード25.4km/L(市街地26.4、郊外27.6、高速道路23.8)となる場合があると、公式の注記にあります。右端は「燃料タンク容量45L × WLTC総合燃費」を当サイトが計算し、10km単位に丸めた参考値で、実際に走れる距離を示すものではありません。燃料消費率は定められた試験条件での値で、気象・渋滞・運転方法で変わります。この記事では実燃費は載せていません。公式の環境ページには、X系・X+(2WD)は「2030年度燃費基準105%達成車」、Gは95%、X系 e-4ORCEは90%、G e-4ORCEは85%と記載されています。

公式リリースによると、第3世代「e‑POWER」は、モーター・発電機・インバーター・減速機・増速機の5つの主要構成部品を一体化した5-in-1の電動ユニットを日本市場で初めて採用し、1.4Lの発電専用エンジン(HR14DDe)と組み合わせています。ドライブモードには、キックスで初採用のSNOWモード(e‑4ORCEのみ)が設定されています。

安全装備と運転支援

公式リリースと主要装備一覧(2026年6月版)で、全グレードに標準とされている主な装備です。

  • プロパイロット(全車標準装備)、インテリジェント エマージェンシーブレーキ、踏み間違い衝突防止アシスト、インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)&LDW(車線逸脱警報)、インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)、インテリジェント DA(ふらつき警報)
  • 先行車発進お知らせ、標識検知機能、車両接近通報装置、フロント&バックソナー
  • SRSエアバッグ(前席・サイド・カーテン)、全席ELR付3点式シートベルト、ロードリミッター付ダブルプリテンショナーシートベルト(前席)、ISO FIX対応チャイルドシート用アンカー(後席左右)、VDC、ヒルスタートアシスト、後席リマインダーなど

公式リリースによると、2代目では、フロントワイドビュー・インビジブルフードビュー・3Dビュー機能を備えた「インテリジェントアラウンドビューモニター」、後側方の「インテリジェントBSI&BSW」「RCTA」が新たに設定され、インテリジェントエマージェンシーブレーキは交差点の歩行者・対向車・交差車両の検知性能が高められたと記載されています(これらの一部はグレードで標準かメーカーオプションかが分かれます)。公式の注意書きによると、運転支援機能は運転を支援するもので、過信せずドライバーが責任を持って運転する必要があります。JNCAPなど公的な衝突安全評価の結果は、今回の調査では確認できていません。詳細は公式の360°セーフティアシストのページを参照してください。

キックスの沿革(日産公式ニュースリリース)

日産自動車ニュースルームで確認できた動きです(2026/10/07確認)。

年月日 内容(要約) 出典
2020年6月24日発表(6月30日発売) 初代となる「日産キックス」を発表。e‑POWER搭載のSUVで、日本市場で10年ぶりのブランニューモデルと記載。価格は2WD「X」2,759,900円、「X ツートーンインテリアエディション」2,869,900円(当時)。 公式リリース
2022年7月19日 マイナーチェンジ。第2世代e‑POWERと4WDモデル「e‑POWER 4WD」を追加、新グレード「スタイルエディション」を設定。2WDは2,798,400円から、4WDは3,061,300円から。 公式リリース
2024年5月16日(6月20日発売) 仕様向上。インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物検知機能付)を全車標準装備に。90周年記念車を設定。2WD「X」3,083,300円、4WD「X FOUR」3,346,200円から。 公式リリース
2026年6月17日発表(6月18日発売) 2代目となる新型「キックス」を発表。第3世代e‑POWERとe‑4ORCEを採用。2WD 2,999,700円〜、4WD 3,349,500円〜。カスタムカー「ROCK CREEK」も先行公開。 公式リリース

※2022年・2024年の価格は、各リリースに記載された発売時の価格です。初代の販売終了時期は、今回の調査では公式の記載を確認できていません。

税金・諸費用で公式に確認できること

維持費の総額は、保険料・走行距離・地域などで大きく変わるため、この記事では具体的な年間維持費は載せません。公的な情報・公式の記載で確認できる範囲は次のとおりです。

項目 内容 出典
自動車税(種別割) 総排気量1,433ccで「1リットル超〜1.5リットル以下」の区分、自家用乗用車・令和元年(2019年)10月1日以後の初回新規登録の標準税率は年額30,500円。 (グリーン化特例の適用を受けない標準税率) 東京都主税局
自動車税環境性能割 令和8年(2026年)3月31日をもって廃止(東京都主税局の案内)。 東京都主税局
自動車重量税・リサイクル料金・諸費用 車両重量・登録時期・グレードで変わるため、具体額はこの記事では載せません。見積書で確認してください。 —
エアコン冷媒 公式の環境ページに、HFO-1234yf(GWP値1)を375g使用と記載。 公式の環境・品質ページ

自動車税は毎年4月1日時点の所有者に課税されます。税額の一覧は自動車税の税額表、車検費用の全体像は普通車の車検費用の記事で整理しています。リサイクル料金は公式の価格ページに「別途必要」と記載があり、金額は今回の調査では確認できていません。

選び方の目安と購入前チェック

選び方の目安(当サイトの整理)

  • 価格を抑えたい:X シンプルパッケージが2,999,700円(2WD)から。ただしオーディオレス仕様のみで、ナビやディスプレイ機能は別途メーカーオプションなどで追加する形になる。
  • 標準装備でそろえたい:X+(3,549,700円)はNissanConnectインフォテインメントシステム[シンプル]などが標準。Gは19インチ、パノラミックガラスルーフ、運転席パワーシート、アラウンドビューモニターなどが標準(3,898,400円)。
  • 雪道・降雪地:e‑4ORCEは2WDより約34〜35万円高く、燃費はWLTC 21.5km/L(X系)で2WDの25.7km/Lより低い。SNOWモードは4WDのみ。
  • サイズ:全長4,365mm、全幅1,800mm、全高1,615mm(4WDは1,610mm)、最小回転半径5.3m。駐車場のサイズを事前に確認する。

購入前のチェックリスト

  • 見積りでは、車両本体価格に加えて、メーカーオプション(インテリジェント ルームミラー、NissanConnect、寒冷地仕様、リモコンオートバックドアなど。セット設定が多い)、特別塗装色、諸費用の合計を確認する。
  • 燃料は無鉛レギュラーガソリン(公式の諸元表)。燃料タンクは45L。
  • 納期の目処は、販売店で最新の状況を確認する(この記事では確認できていません)。
  • 下取り車がある場合は、複数の査定を取って比較する(車売却の基本)。

値引き交渉の進め方はキックス値引き相場情報にまとめています。値引き額や相場は店舗・時期で大きく変わるため、この記事では金額を示しません。初代キックスを中古車で探す場合はキックス中古車完全ガイド、購入と売却の流れはキックス購入・売却ガイドもあわせてご覧ください。

よくある質問

Q. 現行のキックスはいつ発売されましたか?

日産のニュースリリースによると、2代目となる新型「キックス」は2026年6月17日に発表され、6月18日に発売されました。初代は2020年6月30日に発売されています。

Q. 「2024年モデル」のキックスは今も新車で買えますか?

2024年当時の初代キックス(1.2L e‑POWER、2024年6月20日発売の仕様向上モデル)は、現在の公式のグレード一覧には載っていません。現行は2代目のグレード一覧のとおりです。2024年当時のモデルは中古車として探すことになります。

Q. 燃費は何km/Lですか?

公式のWLTCモード燃費は、2WDでX系・X+が25.7km/L、Gが23.4km/L、4WD(e‑4ORCE)でX系・X+が21.5km/L、Gが20.1km/Lです。実燃費は使い方で大きく変わります。

Q. グレードはいくつありますか?

2WDと4WD(e‑4ORCE)それぞれに、X シンプルパッケージ、X、X+、Gの4グレードで、計8グレードです(カスタムカーのROCK CREEKは別)。

Q. 環境性能割はかかりますか?

東京都主税局の案内によると、自動車税環境性能割は2026年3月31日で廃止されています。自動車税(種別割)や自動車重量税は引き続きかかります。

Q. 自分の車がリコールの対象か調べるには?

車台番号を用意して、日産公式サイトや販売店で確認できます。国土交通省の「自動車のリコール・不具合情報」でも検索できます。

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出典と確認状況

この記事は、以下の日産公式情報の記載(2026/10/07確認)にもとづいています。価格・装備は変更されることがあります。購入前に、最新情報を公式サイトと販売店でご確認ください。

この記事で確認できなかった点:初代の販売終了時期、荷室容量などの室内寸法、グレード別の全装備の詳細(公式の主要装備一覧で確認してください)、納期の目処、リサイクル料金の金額、自動車重量税の具体額、実燃費、年間維持費、下取り相場、競合車との比較、JNCAPなど公的な安全評価。これらは公式情報で裏付けが取れていないため、本文には載せていません。

アイキャッチ画像: Nissan KICKS G 2WD (6AA-P16).jpg by Tokumeigakarinoaoshima, CC0, via Wikimedia Commons

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